新人選手入団発表

2006年

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ドラフト 指名 背番号 氏名 ポジション 年齢 生年月日 出身校(球歴) コメント
大学・社会人 希望
入団枠
28 田中 大輔
(たなか だいすけ)
捕手 21歳 1984年12月18日 東洋大学 詳細
大学・社会人 3巡目 41 浅尾 拓也
(あさお たくや)
投手 22歳 1984年10月22日 日本福祉大学 詳細
大学・社会人 4巡目 47 菊地 正法
(きくち まさのり)
投手 22歳 1984年9月9日 東邦ガス 詳細
大学・社会人 5巡目 46 岩崎 達郎
(いわさき たつろう)
内野手 21歳 1984年12月28日 新日本石油ENEOS 詳細
大学・社会人 6巡目 64 清水 昭信
(しみず あきのぶ)
投手 23歳 1983年10月26日 名城大学 詳細
大学・社会人 7巡目 40 西川 明
(にしかわ あきら)
内野手 22歳 1984年4月2日 法政大学 詳細
高校生 1巡目 24 堂上 直倫
(どのうえ なおみち)
内野手 18歳 1988年9月23日 愛知工業大学名電高校 詳細
高校生 3巡目 55 福田 永将
(ふくだ のぶまさ)
捕手 18歳 1988年7月23日 横浜高等学校 詳細

西川社長 談話

今年のドラフトで8人の選手を指名し、今日午前中にすべての契約が終わりました。
これで晴れて8人の新しい戦力がドラゴンズに加わりました。即戦力、あるいは近い将来チームの中心となってくれる人たちばかりです。

春のキャンプでどんどん鍛えて一人前にしていくということになりますが、どうか皆様方にもいろいろな面でご協力を賜り、後押しをしていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

落合監督 談話

今日こうやって8人の選手がドラゴンズに加わりました。私が監督になってから4回目のドラフトで入ってくる選手になりますが、おそらくこの4年間で今日の8人を入れて35人、チームの約半分は4年目までの選手になるはずです。
ドラゴンズといたしましては新旧交代の時期に差し掛かっているということもありまして良い競争になると思っています。

今年球団70周年ということでセ・リーグのペナントを取りましたが、来年以降71年から80周年にかけて第一線で活躍できるあろうという選手を今年はバランス良く取れたと思っています。
この中で来年即戦力として出てきてくれる選手がいればそれに越したことはないんですが、現場を預かる者としては2年3年を掛けてこれからのドラゴンズの屋台骨を支える選手の育成をしていかなくてはいけないと思います。それでうまく新旧交代していければと考えています。

おそらく12球団1きつい球団に入ったと思いますがここでレギュラーを取れる選手であれば他の11球団へ行っても必ずレギュラーを取れるだけのレベルの高いところでの競争になると思います。今日出席されている選手のご家族の方は我々を信頼して息子さんを預けてください。一端の野球選手、一端の社会人として通用する指導をしていきます。

これから野球人として1年365日、1日24時間、野球でまわさなくてはいけない生活が始まります。早くこの生活のリズムに合わせてゲームに出られるような選手になってください。我々はその手助けをする役目ですから何も遠慮しないで、聞きたいこと分からないこと、利用するところは利用してすばらしいプロ野球選手になることを切に希望しております。

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落合監督 質疑応答

今日の選手たちの顔ぶれをご覧になっていかがですか

今年の8人は昨年、一昨年あたりから早めに決めていたメンバーでした。
そういう意味では4回目のドラフトにして始めてパーフェクト以上のドラフトになったと確信しております。

新人選手にプロの心構えを教えるとしたら

遊ぶ時間はありません。野球をやめるまでは24時間野球中心のサイクルでまわしていくつもりがなければどこかで足元をすくわれると思います。
野球選手というのは完成した形がありませんから、入団発表でやめるというのはあまり良い言葉ではありませんが、やめるまでは野球のことだけを考えてやってくれればと思います。これが仕事ですから。チームの状況を考えると、投手陣は相当ハイレベルな戦いになると思います。本当に自分が良くなろうと思うのであればレベルの高いところで野球をやることが一番だと思います。そういったことを考えると良い競争、良い刺激を受けながら結構早い時点で一軍のマウンドを踏むんじゃないかなと期待しています。
それとキャッチャーは今、谷繁が主でやっていますけどもそれに続くキャッチャーを育てなくてはいけないのでキャッチャーに関しても良い競争をしてくれると思っています。我々の目で見て確かめて判断して、開幕のメンバーを決めようと思っています。結構面白いメンバーが揃ったと思います。
だからといって重荷になるような期待は一年目からはしません。じっくりとは言いませんがチャンスはいくらでもあると思うので、自分の一番良いものを我々に見せてくれれば、それがチームとして必要であれば開幕一軍というのは早いと思います。

中日パレスにて