ドラゴンズニュース

荒木雅博選手引退のお知らせ

2018/10/6

本日(10月6日)、荒木雅博選手が今シーズン限りで現役引退することを発表しましたのでお知らせいたします。

荒木選手は95年のドラフト会議で1位指名を受け、熊本工高からドラゴンズへ入団、04年から09年まで6年連続でゴールデングラブ賞を受賞、04年から06年までは3年連続でベストナインに選出。07年には31盗塁で盗塁王のタイトルを獲得し、現役通算378盗塁は球団記録にもなっています。17年には史上48人目の2000安打を達成しました。ドラゴンズ一筋23年の現役生活に幕を下ろします。

荒木選手のコメント

私、荒木雅博は10月13日のシーズン最終戦をもちまして23年間の現役生活を引退いたします。集まっていただいた報道陣の皆様、今まで携わっていただいた皆様に感謝を申し上げます。ありがとうございました。

◆昨日(10月5日)が最後のビジター、甲子園での試合、感慨を持ちましたか?
今から25年前、高校2年生の春の大会で初めて甲子園球場の土を踏んで、そこから長かったなぁと思いながら、昨日は練習から感慨深い気持ちでいつもより長めにグラウンド整備をしてきました

◆今の引退会見に臨む心境は?
やっとすっきりできるなという感じです

◆引退はいつ、どの時点で決断したのですか?
今年までかなと感じたのは開幕スタートが2軍だった所です、そこからちょっとずつ考えるようになりました。はっきりとこの日というのはないのですが、開幕時にそういう気持ちになった時から徐々に積み重なってきた結果です

◆23年、41歳、現役生活はやりきった感じですか?
本当にやりきった感じで、やりきりすぎて涙も出ないですね

◆現役生活、長く支えてきたものは?
とにかく自分の力がプロ野球選手として通用するとは思わなかった、その気持です。まだ自分は下手なんだ下手なんだというのを常に思い続けて、実際、今でもまだ自分の力を信じることができず最後まできました。そこが多分ここまでやってこられた一つの要因だと思います

◆荒木雅博のプレースタイルを表現すると?
普通にやった自分の力ではこの世界で通用しなかったと思うので、常に全力でいって初めてこの世界でついていけるのかな、という気持ちで毎日やっていました

◆名二塁手として言われるようになり、自身の守備、守りを支えたものは?
もう練習以外にはないですね、ノックだけはどんな時でも受け続けました。我慢強くやって、練習で体ができた
走塁練習、バント練習何をやるにしても、すべての練習が自分の中で普通にやればきつくないのですが、それをどうやって自分なりにきつく練習していくか、そういうことを思いながらやってきましたので、すべての練習がここまでの成績につながったと思います

◆アライバコンビ、今思うとどんなコンビでしたか?
井端さんはどのように感じているかわかりませんが、僕はとにかくライバル視していました、切磋琢磨という言葉が一番当てはまるのかな、この人が練習しているのなら僕もまだやめない、そういう気持ちでやっていました。いいライバルであり、いいチームメイトであり、試合中はアドバイスもしていただきましたし、やっぱり、横に井端さんがいたということは僕の成長にはかかせなかったのかなと思います

◆井端さんに引退を報告はしました?
ちゃんとしました、「辞めんの?」と言われました

◆23年間の現役を振り返って、嬉しかったことは?
多々ありますがチームとしてまず日本一になれたこと、やっぱり一番に出てきます。その後に2000本打った時、こういう時はスタンドのお客さんもそうですし、たぶんテレビで見ているドラゴンズファンのもそうですし、皆が一緒に喜んでくれた所というのが一番印象に残っています

◆星野氏が亡くなられた年に引退することになって
僕が入団した時が星野さんの2回目の監督の1年目、そこから始まって、今年お亡くなりになってその年に自分がユニホームを脱ぐ、これが凄い感慨深い所がありまして、もしかすると、それも自分の引退するという気持ちに拍車をかけたかもしれない

◆自分を振り返ってタイトルなど、誇りに思うものは?
盗塁ですね、この世界で通用するのは足だけだと思っていたので、そこは本当にいい数字を残すことができて嬉しいです。打つこと、守ることに関して言えば本当にそんなに突出したプレイヤーではなかったと思いますので、自分の持ち味である所で球団記録を残せたのは本当に嬉しいの一言です

◆チームが低迷している時にユニホームを脱ぐことになって
なに一つ後悔もない・・・と言いたいのですが、一つ後悔があるとすれば、強いチームの中で引退したいと常々思っていましたので、そこだけがちょっと心残りかと
若い選手たちは皆よく頑張ってますし、もっともっと緊張した中で試合をしてほしいという気持ちもあります、そういう緊張した中で野球をやらなければ本当の上手さは身につかないと思いますので、どんな形でもいいので、とにかくクライマックスシリーズに出場する、日本シリーズに出場するというのを近いうちにやってほしいと伝えたいです

◆10月13日の試合ではどんな形で出場しますか
スタメンで、最初から最後まで出ていたい気持ちでいます。最後まで野球選手として全うしたいというのが僕の気持ちですから、もう一度調整して、そしてもう一個だけ走りたい、盗塁をしたいので、なんとかそれが実現できるように、しっかり準備したいと思います

◆ファンの皆様ごあいさつを
本当にそんなに上手な選手ではなかったです、毎日打席に立つ度に声援をくれて、いいプレーをしたら拍手をくれて、本当にそういう人たちの喜んでいる姿というのがすごく印象に残っています。そういう所で野球をやらせてもらったこと、感謝しています。ありがとうございました